南山傾斜エレベーター「オルミ」

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さて、こちらは韓国・ソウルで6月30日から運用を開始した、南山公園傾斜エレベーター「オルミ」。今まで、南山にのぼろうとすると、明洞から坂を延々と歩いて南山ケーブルカー(ロープウェイ)乗り場まで歩かなくてはならなかった。そこで、もっと楽にアクセスできるように建設された無料のエレベーターだ。

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明洞から5分ほど歩いた、南山第三トンネルの横にあり、傾斜角度25度、距離約70mで乗車時間約2分。下車すると、そこは南山ケーブルカー乗り場だ。毎日朝9時から深夜0時まで稼働している。

難点は、かなり楽になったとはいえ、乗り場まではやはり緩い上り坂を歩かなくてはならないこと。今月上旬に初めて乗った時は、乗り場までの歩道が出来ておらず、無駄に階段を上り下りさせられたが、この日(19日)訪れてみると、歩道は完成していた。

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<p>車内からレールを見ると、モノレールではなく、ほぼ完全にエレベーターの構造であることがわかる。発車ベルなどもないが、やはり飛鳥山と同様、多くの観光客が、楽しそうに利用していた。9日に乗りに来た時は、「3回も乗っちゃったよ」なんて言っている人もいた。</p>    <p><a href="https://kageri-kurihara.com/blog/wp-content/uploads/cocolog/WindowsLiveWriter/nm03.jpg"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; border-top: 0px; border-right: 0px" title="nm03" alt="nm03" src="https://kageri-kurihara.com/blog/wp-content/uploads/cocolog/WindowsLiveWriter/nm03_thumb.jpg" width="454" height="304" /></a>&#160;</p>    <p>飛鳥山モノレールと違い、夜景を楽しめるのもポイントが高い。車内に座席はないが、全面ガラス張りとなっており、見晴らしも抜群だ。ちなみに、下半分は磨りガラスとなっており、女性客にも配慮されている。</p>    <p>Nソウルタワーを訪れる時には、ぜひどうぞ。</p>