えー。
月刊IKKIで、「新しい鉄道エッセイマンガ」の新連載がスタートしました。
その名も。
「新鉄子の旅」。
今回の作者は、ほあしかのこさん。福岡で専門学校に通いながら漫画家を目指していた新人さんだ。「新鉄子の旅」が、メジャーデビュー作ということになる。
旅の案内人は、今まで通り横見浩彦氏。担当編集社も、前作と同じカミムラさんだ。そして、今回からレギュラーとして女優の村井美樹さんが加わった。
福岡で、ふつーに漫画家の卵ライフを送っていたほあしさんは、IKKI編集部からの一本の電話によって、東京に呼び出される。何も知らないまま、指定された日時に東京駅へやってきたほあしさんは、そこで横見氏、村井さん、カミムラ氏に拉致されることになる……。
鉄子の旅は、いつから電波少年になったんですかね?
前作の菊池直恵さんとは全く異なる絵柄、作風のほあしさん。超ドライだった菊池さんと異なり、第一話を見る限り体当たり熱血派という印象なので、日本の鉄道をどんな風に描いてくれるのか楽しみ、ではある。 「鉄子の旅プラス」のラストカットからつながるという趣向も面白かった。
が、問題?は横見さんだ。
横見さんよ…… リアクションが前作と変わってないよ…… 新しい横見浩彦、新しい鉄子の旅で、見せてくれよ……。
期待してますよ。
ていうか、村井美樹さんがレギュラーっていうのは、いわゆる「また一歩野望に近づいた!!」ってやつですよね。
あ、そうそう。今号には、「旧鉄子の旅」の作者、菊池直恵さんの読み切り、「ピジョン」が掲載されている。
こちらは、菊池さんが本来得意とする(と勝手に思っている)、爽やかな青春少年まんがだ。実にテンポのいい、すがすがしい作品だった。
コメント
はじめまして。とりあえず沖縄在住の豊岡真澄さんとちょっとした知り合いとでも書いておきます。
>鉄子の旅は、いつから電波少年になったんですかね?
個人的には『水曜どうでしょう』を思い出しました。どうも初代担当のイシカワさんが『どうでしょう』のファンらしいので影響は少しばかりあるんでしょうね。
はじめまして。コメントありがとうございます。
なるほど、「水曜どうでしょう」的でもありますね。うーむ、この発想の違いは、世代の差ってやつでしょうか(笑)。
イシカワさんにはいつもお世話になっています。でも、今はサンデーGXですし、どうなんでしょう。
また遊びに来てください。
6/8午前、新鉄子の旅①を持って来店された女性のお客様から、初めて掲載されていることを知りました。早速地元鶴来の書店に注文しました。加賀一の宮駅廃線の前は全国の鉄道マニアが大勢来店していただきましたが、廃線日の11/1以降はほとんど情報が入ってきません。
取り敢えず、お礼方々メールしました。
また熟読してからメールします。
辻貴弘さま
コメントありがとうございます。
私は横見浩彦氏の友人で、件の取材には同行していないのですが、横見氏と当日同行した編集者の方に伝えました。
私自身も、しばらく加賀一の宮を訪れていないので、近いうちに再訪してみようと思います。その折には、どうぞよろしくお願いいたします。