横見「どお!これ!この天気!俺も晴れるとまでは思わなかった!俺スゲ-!」
中嶋「私たちが勝ちました!」
と言うわけで、月曜火曜と、野岩鉄道・会津鉄道の取材に行ってきた。横見浩彦氏のレールクイーン企画で、この前の「斉藤雪乃さんin大井川鐵道」に続く、2回目の取材だ。今回の旅人は、やはり鉄道が好きな中嶋春香(なかしま・はるか)さん。
今回の取材は、先週の打ち合わせの時点から、天候が心配されていた。火曜日の降水確率は、週間予報の段階からずっと70~80%。いかに晴れ男の横見氏といえど、スーパー雨男に2度も勝つのは、やはり不可能と思われた。しかし、皆それぞれに忙しく、予定をずらすことはできない。不安の中、浅草から出発した。
雨雲の動きが鈍く、月曜日はなんとか曇りときどき晴れでクリア。
そして、運命の火曜日を迎えた。
4時に目覚めると、予想通りのしとしと雨。露天風呂で夜明けを迎えた頃には、雨脚はだいぶ強くなっていた。
いくぶん、小雨になったかなと思う程度のなか、湯野上温泉の旅館を出発。
湯野上温泉駅から会津鉄道の列車に乗った、その時である。
雨が、やんだ。
えー、話作ってません。本当です。
いくつか取材をこなし、会津下郷駅に降りると、青空まで見えてきたのである。どうしちゃったんだ降水確率70%。
「実は、私も晴れ女なんですよ」
と、打ち明けたのは、中嶋さんだ。どうやら、横見&中嶋というハレハレコンビを前にしては、スーパー雨男も敵わなかったようである。
それにしても、そんなに本気で勝ち誇らなくてもいいでしょうに、横見さん(&中嶋さん)……。
天候回復のおかげで、取材は順調に進行。芦ノ牧温泉駅で、ご高齢の名誉駅長氏と懇談し、16時半の列車で、帰路についた。
その瞬間。
雨が、降り出した。
いや、だから話作ってないから。本当だから。
その後の土砂降りは、関東にお住まいの皆さんならご存じの通り。
「本当の奇跡」を見た思いの、2日間だった。
コメント
漫画(鉄子の旅)でもありましたが、真実だったとは。
そんな人たちと旅すると面白いでしょうね。お疲れさまでした。
相変わらず横見マジックは健在なんですね(笑)
今を去ること2年前の「銚子電鉄ツアー」の時もそうでしたし^^;
あの時も犬吠で昼食の時間帯は雨がぱらついてたのに、鉄行動のときは全然晴れてましたからねぇ・・・