iPhone、値下げ

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昨年、鳴り物入りで登場した、アップル&ソフトバンクのiPhone3G。僕のまわりでは、デザイナーや編集者を中心に普及していったが、世間的には、あまり話を聞かなくなっていた。好きな人が買う特別なiPod。そんなイメージが定着していた。

売れ行きランキングからも姿を消し、危機感をもったのだろうか。ここに来て、大幅なキャンペーンを発表した。キャンペーンというが、実質値下げである。その名も、「iPhone for everybody」。

従来のiPhoneは、16GB版の場合、機種代金実質負担額が1440円(新規契約の場合)、ホワイトプラン980円、S!ベーシックパック(i)315円、パケット定額フルの上限5985円という具合に、毎月合計8720円がランニングコストとしてかかっていた。

それが、今回のキャンペーンでは、2年契約の縛りはあるものの、実質負担額が480円(8G版は0円)に値下げ。ホワイトプランとS!ベーシックパック(i)はそのまま、そしてパケット定額フルの上限が4410円となった。合計、6185円で維持できることとなり、2535円もの大幅値下げとなった。

一言で言えば、通常の携帯電話、それもシンプルな普及モデルの維持費と全く同じになったというわけだ。

ソフトバンクの高機能シリーズ、9xxシリーズよりも維持費が安くなってしまったわけで、iPhoneはそんなに売れていないのだろうか。それとも、新型が出る前触れ? 6月頭に新型が出るとかんがえるのが、自然かもしれない。

月8000円越えでは、全く食指が動かなかった僕だが、このニュースを見て、ちょっとどきどきしてしまった(笑)。ソフトバンクからMNPしちゃったし、多くの友だちから、「タダともじゃなくなって残念」って言われたしなあ……。使わなければ、月2000円台維持できてしまうわけだ。iPod Touch相当のPMPを買ったと思えば……。あっ、トイカメラ風の写真が撮れるソフトとかあって、すごく面白そうだったな……。

おっとっと、あぶないあぶない。孫正義め。やるな。

コメント

  1. OBA3 より:

    やはり、iPhoneは他のSoftBankケータイとの互換性がなさすぎる、使用料が相当高い、という大きなデメリットがありましたからね~…
    値下げされたのは大きな進歩だと思います。巻き返しなるでしょうか?

  2. かんりにん より:

    遅くなりました。
    まあ、互換性云々を言い出すと、iPhoneの存在意義まで問われてしまいますし、ランニングコストが大きかったような気がします。
    巻き返し……というほどの苦戦とも思いませんが、新型が近いことはあり得ると思います。