新刊『新幹線の車窓から』3月19日発売

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ベッタベタなタイトル(笑)。3月19日、メディアファクトリーから新刊を出します。

●書名:『新幹線の車窓から』
●著者:栗原 景
●判型:新書判
●定価:1000円(税込)
●ページ:128ページ(カラー112ページ、モノクロ16ページ)
●発行・発売元:㈱メディアファクトリー
●発売日:2009年3月19日(木)

■内容
東京←→新大阪の2時間半が100倍楽しくなる本!
東海道新幹線の珍車窓・迷車窓100選。
逆方向に見える富士山、線路脇の看板、謎の恐竜、気になるモノの正体が、すべてわかる!
新幹線の車窓をぽーっと眺めていると、「いまのナニ!?」と言わずにはいられない何かが、目に飛び込んでくることがある。
本書は、そういった疑問に答えながら、見過ごしたソンをする「東海道新幹線の珍車窓・迷車窓」を、100連発でお届けする一冊!
巻末には、全停車駅紹介や、車窓をもっと楽しむためのチケット購入術なども収録。

 えーと、これは、東海道新幹線の電車から見える、きれいなもの、おもしろいもの、意味のわからないものを100個紹介する、新幹線の車窓風景をより楽しむための本です。

 東海道新幹線の車窓風景をテーマにした本はいくつかありますが、その多くが、沿線の名所旧跡を紹介するものでした。

 この本では、そうした定番の見どころだけでなく、変な看板とか謎のタワーといった、見過ごしてしまいそうだけど面白いもの、つい気になるんだけど、よくわからなかったものをたくさん紹介しています。

・米原には、山の中にトト×がいる?
・畑の中に突然現れる「プ○プ○」?
・新幹線に乗っているとしょっちゅう見かける、あの看板の正体は?
・新幹線の沿線には、どうして煙がたちのぼっている?

 などなど、実にどうでもいい情報がいっぱい。新幹線に乗りながらこの本を開けば、きっと2時間半の旅が何倍も楽しくな……ったような気が、もしかしたらするかもしれません。

 この本の取材のために、僕は正月から東京と新大阪の間を何度も往復しました。あるときは、一番端のデッキでカメラを構え、あるときは客席でストップウォッチを握りしめ……。いったい、周囲からどんな乗客に見えたのでしょうか。考えるだけで、なにやらワクワクしてきます。

 ちなみに、僕の本にしては、やけに天気がいい写真がたくさんあります。これは、雨男の神様に打ち勝つため、1年のなかで快晴の確率がもっとも高いといわれる元旦に撮影したもの。おかげで、きれいな富士山を撮影することができました。元旦に出かけていなかったら、富士山なしの本になるところでした。

 発売はもう少し先ですが、書店で見かけたら手に取ってみてください。

コメント

  1. ゆ~たん より:

    新刊発行おめでとうございます。
    手に取るだけじゃなく、買って帰るようにします。
    もう20年位前ですが文庫本サイズの同種の本を読み、新幹線沿いの変な看板などをウオッチしたことがあります。
    そういえば、同じようなの風景本で東名・名神高速編があっても面白そうですね。
    ETCもないもう15年以上以前ですが、クルマで東京→大阪を移動するとき、2時間分くらいですがクルマにビデオカメラを固定して車窓を収録したことがありますが(趣味ですよ)今見ると走っているクルマや看板、だいぶ変わってますよね。

  2. OBA3 より:

    発行おめでとうございます!
    ちょうど昨日祖父母から3諭吉くん+3英世くんもらったので、財布と相談して工夫して買いたいと思います!
    これからもお仕事頑張ってください!

  3. やまっち より:

    新刊、おめでとうございます[E:fuji]
    私もぜひ購入&熟読したいと思います。
    最近は寝ている事が多い2時間半ですが、今度は車窓を凝視しようと思います。

  4. かんりにん より:

    どうもみなさんありがとうございます。
    ゆ~たんさん
    新幹線沿線の看板、実はけっこう頻繁に変わっていますよね。今回も、取材中に某メーカーの看板がきれいさっぱりなくなってしまい、驚いたことがあります。
    OBA3くん
    どうもありがとう。あんまり鉄道ファン向けの内容ではないので、楽しんでいただけるかはわかりませんが……。見てみてください。
    やまっちさん
    東海道新幹線、けっこう面白いですよ。小田原-三島間はトンネルばかりなので休んでもいいかもしれません。