Googleニュースと「紙copi」で構築する記事データベース

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普段の資料集め、ネタ探しに欠かせないサービスが、Googleニュースだ。600以上のニュースサイトから自動的にニュースを収集し、分野別に一覧を作ってくれる。

通常のGoogleニュースは、「社会」「政治」といったカテゴリーに分かれているが、僕は、これをカスタマイズして使っている。

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キーワードを指定することで、自分だけのカテゴリーを作ることができるのだ。

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例えば「鉄道ニュース」なら、「”鉄道”または”新幹線”という単語を含む日本語の記事を抽出し、最新の9件を表示する」といった具合。「旅行」なら、「”旅行”、”観光”、”旅館”、”ホテル”、”温泉”のいずれかの単語を含む日本語の記事を抽出し、最新の9件を表示する」としている。

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その結果、画面に表示されるニュース一覧は、こんな感じだ。なかなか的確に抽出してくれるのがありがたい。

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韓国語のニュースサイトに対しても、韓国語でキーワードを指定できる。ラベル名「韓国の鉄道」は、「기차(汽車)、철도(鉄道) 、KORAIL、KTX、지하철(地下鉄)のいずれかを含む、韓国語のニュース」と指定。最近は、KTX東大邱-釜山間の工事に絡む疑惑ばかりがヒットするが、手っ取り早く、あちらの鉄道ニュースをつかむことができるので便利だ。

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さて、こうして効率よく収集したニュースは、シェアウェアの「紙copi 」でス保存している。1999年にはじめてリリースされた時から使っているソフトで、ウェブサイト上の好きな場所を、自由にスクラップ(保存)できるので、とても重宝している。

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「紙copi」が起動している状態で、InternetExplorer上の保存したい部分を選択し、自動的に画面に現れる保存箱へドラッグ&ドロップすると……

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こんな風に、その部分だけを、ハードディスクに保存できる。画像やFLASHを一緒に保存したり、テキストファイルで保存することも可能だ。保存したファイルに対して、全文検索をかけることもできる。

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Googleニュースで効率よく見つけた記事を保存していくだけで、いつのまにかデータベースができあがる。実に便利な世の中になったものだ。これら膨大な数のニュースが、ほとんど無料で手に入るというのは、世の中間違っている気がしないでもない。