12年付き合ってきた、あいつ。

 1996年、就職の直前に初めて契約してから12年。韓国留学中も、ひたすら契約を続けていたのがDDIポケット、今のWILLCOMのPHS回線だ。

 携帯電話はどうやっても高くつく。音質が良く、安価で、サービスがみるみる改善されていくPHSは、ずっと生活のお伴だった。

 現在の回線は、1999年に「H"」が登場した時に契約したもので、約9年。今は、スマートフォンのAdvanced/W-ZERO3[es]で活用している。

 だが、去年以来、僕のモバイルを取り巻く環境は激変した。

 2007年1月にソフトバンク携帯を購入。今年からは音声通話回線はほぼ完全にソフトバンクに移行させた。2008年には韓国の携帯電話を解約し、韓国でもソフトバンクを利用するようになった。

 さらに、今年2月から、イー・モバイルのデータ端末を導入した。国内での取材が劇的に増え、出先でいつでもつかえる実用的なモバイルブロードバンドが、必須になっていた。

 それでも、Advanced/W-ZERO3[es]は日常の情報ツールとして重宝していたが、通信コストの増大は抜き差しならないところまで来ている。

 なにしろ、毎月、ウィルコムに5800円、イー・モバイルに4000円、ソフトバンクに3000円、合計約1万3000円も払っているのだ。

 これを、もう少し安くあげる方法はないものか。

 と、頭を抱えていたら、名案を思いついた。これなら、うまくいけば機能はアップしたうえにコストを月9000円くらいに収められる。

 だが……、それには、ウィルコムを解約しなくてはならない。社会に出てから、ずーっと付き合ってきたウィルコムだけに、かなり心が痛む。

 どうしたものだろうか……。

コメント

  1. TKC より:

    「最小のコストで、最大の効果をあげる」
    社会人なら、コレを目指すべきです。
    スパッと切るときは、おもいきりが必要だね。