まるで新品。

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 やっぱり、ぴかぴかの新品というのはいいものだ。

 といっても、また新しいケータイに手を出したわけではない。購入から1年半が経過した、Softbankの905SHをリニューアルに出し、外装を交換してもらったのだ。

 僕はSoftbankのスーパー安心パックに加入している。これは、月額約500円で、故障時の修理代金が大部分免除される拡張保証オプションだ。

 毎日使う携帯電話。普通に使っていても、1年もすればあちこちに傷が付く。このサービスに加入していれば、半年に1度を限度に、無料で外装をリニューアルすることができた。

 ところが、昨年秋に新しく「あんしん保証パック」が登場。サービス内容はほとんど同じだが、水濡れ全損時の保証が若干拡充された代わりに、リニューアルが無料から1回3150円に値上げされた(サービス非加入の場合は1万5750円)。

「スーパー安心パック」は、「あんしん保証パック」に引き継がれる形で新規受け付けが終了となったが、従来から「スーパー安心パック」に加入している人は、そのままこれまでと同様のサービスを受けられるはずだった。ところが、この夏、いつの間にか「スーパー安心パック」でリニューアルを実施する場合も、3150円を負担させられることになっていた。

 しかも、この改悪はサービス利用者にほとんど告知がされないままに実施されたので、消費者センターなどで問題となったのである。

 で、いろいろもめた結果、リニューアルの有料化は10月まで延期し、その間にあらためて利用者に告知。これまでに有償でリニューアルをしたユーザーには返金を実施することになった。

 今月中にリニューアルしなくては、3000円損することになる。説明が長くなったが、僕も遅ればせながら外装を交換してもらったと言うわけだ。

 これまで、日本で同じ携帯を2年も使うことはまずなかったが、外装がすべて交換されて新品同様になった905SHを見ると、まだまだ頑張ってもらおうという気分になる。ちょっと分厚くて、予約録画の機能が少ない以外は、全く不満のない機種なのだ。

 割賦の縛りは、来年の春で終了するが、この機種にはかなり愛着がある。できれば、来年いっぱいくらいは使ってあげたいものだ。