銚子電鉄「鉄子号」完成披露ツアー

外川駅での記念撮影。前列左から南田マネージャー、江上英樹月刊IKKI編集長、後列左から豊岡真澄さん、横見浩彦さん、村井美樹さん、スーパーベルズ”車掌DJ”野月さん、スーパーベルズ”保線DJ”土屋さん

※12月30日20時追記:菊池さんのコメントを更新、横見さんへの追伸を追加しました。
※画像の無断転載、画像への直リンクはご遠慮ください。

さて、水曜日に行われた、銚子電鉄の「鉄子号完成披露ツアー」。10時に、都内の駐車場に集合し、出演者、スタッフ、プレスの合計約40人がバスに乗って銚子を目指した。集まったプレスに緊張感はほとんどなく、みんな楽しそうである。そういえば、取材案内のリリースには、太字でこんなことが書かれていた。

「ほとんどのメディア内に「鉄道好き」の報道関係者がいらっしゃるかと思います。各メディアの方の担当ご部署にかかわらず、ぜひぜひその方にも、このリリースを転送いただけますでしょうか」

サブタイトルは、「プレス鉄ちゃん大集合!」。つまり、「鉄道好きで集まって、銚子電鉄を盛り上げよう!」というわけだ。

鉄子号についての記事はこちら
ツアーの趣旨等についての記事はこちら

銚子駅に到着したのは、13時前。13時26分の「鉄子号」到着に合わせて、セレモニーが始まった。ここからは、写真と共に紹介しよう。

※写真はクリックすると倍の大きさになります
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まずは、豊岡真澄さんから銚子電鉄の社長へ、菊池直恵さんが描いた原画が贈呈された。限定版BOXにも描かれた、鉄子号を見て横見さんがバンザイしているイラストだ。相変わらず、菊池さんのイラストはシンプルかつ精密でしかも可愛い。 まさに鉄道向けの絵柄で、そこまで計算して作者に選ばれたとすれば凄い。

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続いて鉄子ファミリー&銚子電鉄社長によるテープカット。銚子駅のホームに、ちゃんと赤絨毯を敷いて行われた。行きのバスで「今日は欠席」と聞いていた南田マネージャーが、いつの間にか銚子に到着していて、テープカットにも参加されていた。もしかして列車で来たのだろうか。訊くのを忘れた。侮れない……。

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セレモニー終了後は、撮影タイム。といっても、いつもの取材会のような緊張感はなく、”みんなで電車と一緒に写真を撮り合う”という雰囲気。ホームが狭いのであまり後ろに下がれず、やや電車にパースが付いてしまった。

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13時44分、外川駅へ向け出発。鉄子号には、関係者とプレスのほか、一般のファンも乗車できた。ただし貸切扱いのため、停車駅でのドア扱いはなし。車内では、スーパーベルズの二人によるトークライブが行われた。ある駅では、車掌DJの野月さんが、おばさんから「これ乗れないの?」と手振で訊かれる一幕も。野月さんが、本物の車掌になった瞬間だ。

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車内はこんな感じ。乗務員室のすぐ後ろで、ベルズのお二人と南田さんがトークを行い、その前に出演者の方々と、プレスが座る。ファンの方は、後ろになってしまったがやむをえない。僕がこの位置で堂々と写真を撮っているのは、かなり邪魔だ。ごめんなさい。

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車窓を眺める余裕が全くないまま、14時03分外川駅到着。関係者とプレスは、特別に線路に降りることを許可してもらい、記念撮影を行った。豊岡さんや村井さんが、大はしゃぎで写真を撮り合っている。カメラが動いているから、ファンが見ているから表情を作るということは全然なく、みんな実に自然体で楽しそうだ。

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折り返しの14時23分発銚子行きを見送ると、第二のイベントが始まった。江上英樹編集長が制作した、外川駅の1/150ジオラマの完成披露及び寄贈式だ。 辣腕編集長として日々激務に追われる江上氏が、仕事を合間にしながら完成させたという力作である。そのこだわりぶりは、『鉄子の旅[限定版]銚子電鉄応援BOX』に収録された、「銚子電鉄応援BOOK」に詳しい。

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ホーム側撮るの忘れた。クリックすると大きくなります。 

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トタン屋根と車両・レール以外はほぼ自作という超力作。10月29日に行われた銚子電鉄取材の際に、担当編集の神村さんが山のように写真を撮影し、それを基に作製したという。駅名票などは、デジカメの画像をプリント・加工したもので、書体や汚れも本物そのものだ。

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ジオラマは、銚子電鉄に寄贈され、今後どこだったか(後で更新します)に展示されるという。これほど近くで見られる機会は、たぶんもうないらしい。

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外川駅前で行われた締めのセレモニー。菊池さんからのメッセージを、村井美樹さんが朗読している。「……面と向かって言うのはなんだか癪なので、この場を借りて言わせてもらいます。『鉄子』は横見さんがいなければ有り得なかった漫画です。(中略)とにかく感謝しています。本当にありがとうございました!」 菊池さんが、こうやって横見さんにまともに?感謝の言葉を述べるのは、公の場ではおそらく初めて。平日に集まってくれたファンの方々は、かなり貴重な体験だったかもしれない。

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15時15分発の電車で銚子に戻る。かなり冷えてきたところへ観音駅名物のタイ焼き(もちろん小倉あん)が配られ、暖まった。特に豊岡さんは少し前からだいぶ寒がっていたので、嬉しそうだ。それにしても、この二人、カップルにしか見えませんな……。

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15時34分銚子着。ホームで、ファンの方々も交えて一本締めでイベント終了。折り返し15時42分発外川行きを手を振って見送る。中央でひときわ手を高く振っているのは、鉄道写真家の広田尚敬さんだ。『カラー版鉄子の旅』に、広田さんの鉄道写真が掲載されたため、招待されていた。本のどこに掲載されているかは秘密。購入した人は探してみよう。

「なんだか、あっという間だったね、すごい短い」
「19分ですからねー。全駅下車しないと、こんなに短いんですね」

村井さんと豊岡さんの話し声が聞こえてきた。豊岡さんは、銚子電鉄の所要時間を暗唱しているらしい。侮れない……。

帰りは再びバスに乗り、19時過ぎに都内に到着。今回も、皆さんのご厚意に甘えてしまい、よく考えると全然銚子電鉄の増収に協力しなかった。年が明けたら、また個人的にゆっくり再訪しよう。

追記。えーと、横見さーん、僕の名前、「影」じゃなくて、「景」ですから(笑)直してくださいました(^^)。ていうか、リンクありがとうございますm(_ _)m ほんと1年お世話になりました。

コメント

  1. 横見浩彦 より:

    ゴメーン。直した(影→景)
    写真どうもありがとう。

  2. かんりにん より:

    あ、わざわざありがとうございますー。

  3. 鉄道 より:

    鉄子の旅

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