鎮海線から見える車両工場

 久しぶりの、韓国蔵出しシリーズ。全然韓国に行けていないんで、すみません。しかもテツだし。

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 2006年、韓国の昌原-鎮海-統海間を結ぶローカル線、鎮海線に乗ったときのことだ。

 当時の鎮海線は、朝夕に1本ずつ列車があるだけの超ローカル線だった。

 おんぼろレールの上をディーゼルカーで走っていると、突然、近代的な電化されたレールが現れた。

 鎮海線も、近代化して通勤電車を走らせるつもりなのだろうか?と驚いたのだが、やがて多くの車両が見えてきた。どうやら、ここは鉄道車両の実験線か、製造工場らしい。

 そのときは、「通勤電車がたくさんあるな」と思っただけでスルーしたのだが……

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 おっと、今になってよく見れば、仁川国際空港鉄道A’Rexの2000系(中央右寄り)と、KORAILのソウル電鉄区間用6000系(左)ではないか。

 ここは、韓国を代表する鉄道車両メーカー、ROTEM社の工場だったのだ。仁川国際空港鉄道が開業する、約1年前の写真である。うーん、もっと早く公開していれば良かった。

 側線には、見たことのない電車がいた。

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 釜山地下鉄でもないし、大邱、大田、光州……いずれの地下鉄でもない。試験編成だろうか。

こんな立派な車両工場があるのに、その横を走る営業線である鎮海線の現状は、あまりにも寂しい。

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 鎮海も昌原も、慶尚南道を代表する街なのだが……。

コメント

  1. たごしぽ より:

    「韓鉄」シリーズが始まるのでしょうか。
     
    「かんてつ」?
    「はんちょる」?