「文化財として保存された」国鉄新村駅

 ちょうど一年ほど前に、「新村駅は健在、だが」というエントリを書いた。一度は撤去が決まっていた国鉄新村駅の旧駅舎が、新しい駅ビル竣工後も保存されることになったが、元の景観を全く無視しており残念だ、という話だ。

 その時に撮影した写真を、今一度ここに掲載しよう。

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2006年1月の新村駅

 さて、新しい新村駅は昨2006年10月に完成し、その横で保存されている旧駅舎も、お化粧直しがほぼ完了した。

 つい先ほど、上の写真とだいたい同じアングルで写真を撮ってきたので、掲載しよう。

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2007年3月14日の新村駅

 いやあ、景観というものを全く考えない再開発で、ケシカランですね。

 と、いう話をする前に、よーく見てほしい。

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 さ、左右逆なんですけど?

 えーと、これは、どういうことでしょうか……?

 状況から推理してみる。

 上下の写真を比較すると、駅の入口部分は位置が変わっていないことがわかる。ということは、駅舎の左側が新駅舎の階段部分に干渉するため、取り壊して反対側に再現してみました、ということではないか。新駅舎の建設が始まってから保存が決まった経緯と併せて考えると、合点がいく。

 が。

 それは、果たして「文化財として保存した」と言えるのだろうか(いや、言えない)

 せめて、建物ごと東に10m移設、とかにしてよ……。

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コメント

  1. 書記長 より:

    コーヒー吹いたw