フリーハグキャンペーンが、YouTubeの動画をきっかけに世界中に広まっている。
フリーハグキャンペーンというのは、「誰でも抱きしめます」という運動で、他人に対する博愛、無作為の親切などを象徴する行動ということらしい。そのルーツは2004年にさかのぼるらしいが、ネットを中心に突然有名になったのは、やはりシドニー発のYouTube動画がきっかけだ。
韓国でも、学生を中心にフリーハグキャンペーンが広がっていると聞いていたが、明洞で初めてみかけた。
ちょっと迷ったけど、一応顔はぼかしておいた。
すごくきれいな人ではないけれど、まじめそうな、かわいい感じの女子高生。制服姿で「フリーハグ」はやばいんじゃないかと心配をしていたら、やはり40代くらいのおっさんがLレンズを構えて付きまとっていた。よく見ると、カメラに「ハンギョレ」の文字が。新聞記者らしい。まじめな顔をして、盛んに話しかけては、メモをとっている。なんだ、仕事だったのか。それは失礼…と思ったら、いきなり抱きついていた。おじさんの表情は、ちょっとやばかった。
僕らがカメラを向けていると、次々と人が集まってきた。ハグする人もいれば、一緒に記念写真を撮っている人もいる。普通に記念写真を撮っても、単に「制服の女子高生とのツーショット」という、ツマラナイ写真になるだけと思うのだが。
ハグに応じる人は、やっぱり若い人が多い。韓国では、年配の人にはなかなか馴染まない運動だろう。YouTubeの動画は、最初のうちは髭をはやしたヒッピー上がりのようなおっさんがやっていて、おばあちゃんと最初にハグするところはなんとなく暖かい気持ちになったものだ。だが、この女の子のフリーハグは、なんとなくハラハラして落ち着かない。僕に邪な気持ちがある証拠だろう。もちろん、僕はハグしなかった。
ちなみに、今日の明洞にはこんな人もいた。変な日だ。
コメント
ハグっていう行為がコミュニケーションとして定着していないせいか
東アジア人の抱擁って見ていて何だかしっくりこないですね。
YouTubeには日本での映像もいくつか上がっているんだけど。
ところで、かんりにんさんが見ている間に
彼女は何人ぐらいとハグしたんですか。
どもども、帰国しました。とりあえず一言だけ。
15分観察していましたが、十数人といった感じでした。
若い人ばかりでしたね。
オーストラリアが発祥だったんですか?それもYOU TUBEからなのね。
先々月、韓国のテレビで見てへぇ~と思っていたら仁寺洞で何人も見かけたのてびっくりしたところでした。
明洞にも進出しているんですね!
ちなみに仁寺洞でも誰もやってもらってなかったな。日本ではまだやっている人いないですよね?いるのかしら?
YouTubeには韓国版もいくつか上がってます
http://youtube.com/results?search_query=free+hug+korea
毎週月曜日に仁寺洞でやってます、ってのもいますね
わたしはこの間、宴会の終了時に部下の女の子とハグしました
YOUTUBEの韓国版見てきました。日本版は見つけられなかったけれど。韓国はキリスト教の人が多いから博愛の精神で流行るのかしら?
おばさんやおじさんがやってた場合はどうなのだろう?試す勇気はありませんが・・・。
FREE HUG日本というか東京版
http://youtube.com/results?search_query=free+hug+tokyo
しかしかんりにんさんの報告による「15分で十数人」ってのは
けっこうな頻度ですよね
やはり制服の女子高生だからなのかなぁ
やっぱりちょっと本来の趣旨から外れてしまうような……
(と、このエントリには妙に食い下がっているワタシ)
応じていたのは、ほぼ全員若い男女で、最初は記念写真を撮って、ついでにその場のノリで……という感じでした。女の子のほうが多かったし、男もグループとか、カップルとかが多かったので、下心ありありだったのは少なかったと思います。応じやすかった、というのはあるでしょう。
あんこしぽさんも、体験するなら今がチャンスですよ!w
そうですねぇ、しかしこのハンドルだと下心ミエミエって感じなので(W
「ぽごしぽ」ぐらいにトーンダウンしておいた方がいいかも
韓国の女の子は仲良くなるとOLでも手をつないで歩くくらいだから
記念写真→ついでにハグ は抵抗のない流れなのかもしれないですね
フリーハグ(FREE HUGS)
最近街角で「FREE HUGS」と書かれたボードを持って立っている若者をよく目にするようになりました。見ていると彼らと通行人が次々とハグ、すなわち抱擁をしているのです。初めて見た時は大変驚きました。このFREE HUGS(フリーハグ)というのは、通りすがりの人と抱き合う…