公開講座終了

 6週間にわたった、首都大学東京オープンユニバーシティでの講義が終わった。

 毎回、金曜夜から土曜の昼は修羅場だったが、終わってみればなかなか楽しかった。受講生の人たちに恵まれたおかげだろう。

 回が進むに従い、加速度的に僕が忙しくなり、満足な準備ができなかったことが悔やまれる。もっとも、話すことは山ほどあり、結局、最初に予定していた内容の7割くらいしか話せなかった。当初準備していたシラバスを無視し、用意できた話から順番に話して、時間が来たらさようなら、という感じ。

 後期も、似たような内容でやるつもりだ。内容を軌道修正してがんばろう。

 講義の後は、時間のある受講生さんたちと食事会。新大久保の、高麗参鶏湯へ行ってみた。

 本来参鶏湯は、スープは鶏肉のうま味しかせず、好みで塩胡椒を入れるものだ。しかし、ここは最初からちょうど良い味が付いていた。もう少し餅米などの具材がふんだんに入っていたほうが好みだが、よく煮込んであり食べやすい。日本で食べた参鶏湯の中ではいちばん旨かった。

 受講生の方たちは、全員が僕より年上。韓国に関心を持つようになったきっかけは様々で、韓流にはまっている人ばかりではない。普段、ガイドブックなり雑誌なりの読者と直接話す機会はほとんどないだけに、とても有意義だった。

 食後は、コリアプラザと韓国広場に案内し、新宿駅近くでお茶を飲んで解散。そっか、カリキュラムに、新大久保散策を含めるのも、面白いかもしれないな。わざと、韓国式中国料理の新宿飯店に案内して、チャジャン麺やボックンパプ(チャーハン)を食べてみるとか。マニアックすぎるかな。

 後期もがんばります。いや、実施できればの話だけど。

 

コメント

  1. ぺうごしぽ より:

    え、え、え、首都大だったんですかぁ?
    そ、そーだったのかぁ……。

  2. かんりにん より:

    え、え、え、何かおかしいですか?
    神をも恐れぬ首都大学の行為に驚かれていたのかな……。
    もしかして、「下落合国際芸術大学」とかだと思ってました?