仕事を終えて、温泉へ

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 土曜日。

 4時半に授業を終え、新宿5時半発の特急「かいじ」に乗った。目指すは、山梨県裂石温泉。

 今日は、「みちのく会」の一泊会だ。

 「みちのく会」なんて言うと、おじいちゃんの集まりのようだが、メンバーは全員僕と同い年。師匠?である種村直樹氏の読者の間で、たまたま同い年の人間が多かったことからできた集まりだ。東北地方で行われたイベントで知り合った人が多かったので、洒落で「みちのく会」と名付けた。今では、8カ月から1年に1回程度のペースで、温泉一泊会を開いている。間隔が中途半端だが、8カ月ごとなら、毎回異なる季節の旅を楽しめる。メンバーは14人おり、参加はそのとき来られる人だけでOK。無理に日程調整もしない。あまり難しい決まりがないことが幸いしてか、一泊会は今回で19回目となった。はじめて知り合ったときは高校生だった面々も、今では官僚から航空会社、ラーメン会社社長にニートライターまで、さまざまな職業に就いている。普段縁のない業界の話を聞けるのも面白い。

 夜7時過ぎ。大菩薩峠に近い雲峰荘に着いた。夕方まで都心で仕事をしていたのに、7時すぎには山奥の秘湯にいるなんて、なんだか不思議な気分だ。中央線沿線は、手軽に来られて、本格的な旅気分を味わえるのがいい。

 温泉は、内湯の湯船が水風呂よりも狭い、といった不思議なところもあったが、森に囲まれた露天風呂はなかなか広く快適。脱衣所だけが別の、昔懐かしい混浴風呂だった。もちろん、嬉し恥ずかしな展開があるわけはなく、野郎数人で命の洗濯だ(←おやじ)。久しぶりに足を伸ばしてたっぷり湯につかり、深夜まで与太話(ヲタ話?)で盛り上がった。

 さて。翌日、つまり日曜は、大変長い一日だった。

コメント

  1. モトロウ より:

    日曜が大変長い?
    ん?あの後何があったのか?
    気になる!
    早く書いて、早く・・・

  2. かんりにん より:

    いや、全然何もないっすよw