トリノオリンピックが開幕した。今、開会式を放送中。
僕が、好んでみるようになった冬季五輪は、これが6回目だ。
開会式で、もっとも印象的だったのは、94年のリレハンメルオリンピックだ。細かいところは覚えていないが、開会式がとにかくきれいだった印象が残っている。
とか書いていたら、人文字のスキージャンプ。これ、すごい。やっぱり、スキージャンプは冬の競技のシンボルなんだなあ。イタリアは、ルナルディの引退以降、有力な選手は出ていないのに、嬉しいことだ。
トリノ五輪を前にして不満なのは、メディアもネットも、あまりにもメダルに固執していることだ。
正直言って、本当に辟易している。
もちろん、メダルは大事だ。オリンピックは、「参加することに意義がある」などとよく言われるが、あの言葉の本当の意味は「参加して、上を目指して全力を尽くすことに意味がある」ということだ。その意味では、頂点にある3つのメダルには大きな意味があると思う。
でも、スポーツのおもしろさは、メダルだけにあるのではない。
原田雅彦がメダルを取れると思っている人は、ほとんどいないはずだ。だが、原田の、そして葛西の5回目の五輪挑戦には、メダル云々を別にした意義がある。応援するほうも、メダルの行方ばかりに執着しないで、競技の内容を楽しみたいものだ。なんか偉そうだけど。
ただ今チェコが入場中。ヤコブ・ヤンダは新星じゃないだろう。むしろ遅咲きの選手だぞ。
韓国の話もしておこう。冬の競技はショートトラックだけが抜群に強く、それ以外の競技には有力な選手はあまりいない。
お、今韓国・北朝鮮が合同で入場。やっぱり「COREA」なんだ(笑)。
やはり、注目してほしいのはスキージャンプだ。今回韓国は、前回ソルトレイクシティと同様チェ・フンチョル、チェ・ヨンジク、カン・チルグ、キム・ヒョンギの4人が参加しているはず。この4人は全員友だちだ。ソルトレイクの団体戦では、ノルウェーを破って8位に食い込むという健闘を見せた。青森アジア大会では船木・原田を擁する日本を破って優勝、全員兵役免除となっている。普段のワールドカップでは予選通過がやっとだが、ここ一番では抜群の実力を発揮する。今回も、どんな番狂わせをしてくれるのか、可能性は低いけれど楽しみだ。
全くまとまりのないエントリになったが、楽しみだ。寝不足の日々が、始まる。
コメント
トリノ五輪の開会式を見ました。
冬季オリンピックの開会式を真面目に見るのは、おそらく初めてだがこれだけ凝ったものとは思わなかった。夏季五輪よりも面白いぐらいだ。 スピードスケートの選手が、