3年ぶりのソルラル(旧正月)。
昨日、帰省ラッシュの様相が変わったと言ったが、思った通り、ソルラルの風景も、3年前とは少し変わっていた。
けっこう、店が開いているのだ。
梨大正門前の通りこそ、開いている店はファストフードとスタバくらいだったが、路地を入るとジョルダーノを始めそれなりに多くの店が営業していた。
そして、明洞はやはり明洞だった。
こちらは、休んでいる店のほうが少ない。主だったところで休んでいたのは、MISSHA、アディダスくらいのもの。ブティック、コスメ、屋台、すべて営業していた。さすがはソウル最大の繁華街である。
南大門市場は、さすがに8割以上の店が休んでいたが、それでもいくつかの店と屋台が商品を並べ、観光客も歩いていた。
2年前の、同じ場所の写真と比べてみましょう
この分だと、あと3~4年もすれば、ソウルの繁華街からソルラルは消えてしまうことになりそうだ。便利になるのはいいけれど、なんとなく、寂しい気もする。
間違えてソルラル当日にソウルを訪れてしまった人は、一昨年紹介した景福宮ではなく、忠武路の南山ゴル韓屋村を訪れることをおすすめする。伝統韓屋の敷地内で、餅つきや雑煮作り、ユンノリやノルティギなどの伝統遊び体験、先祖を祀る茶礼床の展示・解説など、韓国の正月行事のすべてを体験することができる。
韓屋村のイベントは、毎年ソルラル当日を挟んだ3日間行われている。