ヨンチョルバーガーの本が出た。

b0025

 1年半ほど前、高麗大近くのヨンチョル・ストリートバーガーを紹介したことがある。

 その後もヨンチョルバーガーは成長を続け、なんと、このたび社長のイ・ヨンチョルさんが本を出した

 タイトルは、「私が焼くのは希望であり、売るのは幸せです」(ヘネム出版社)。まだ実物は見ていないが、仕事を転々とし、事業に失敗して所持金2万2000Wから始めたヨンチョルバーガーが、 40の支店を持つ人気チェーンに成長するまでの成功譚らしい。

 紹介記事が中央日報に出ているが、 ヨンチョルバーガーの創業が2000年とは知らなかった。僕がソウルに留学し、通い始めるわずか1年ちょっと前ではないか。最初、韓国人のともだちに連れて行ってもらったときは、数ある屋台のひとつに過ぎなかったが、僕を含めて学生の間での評判はとても高かった。知らないうちに、あの店の成長をずっと見てきていたのだな。

 びっくりしたのは、店内に飾られていた出版記念のポスター。

b0026

「出版記念著者サイン会」って書いてある……。しかも、コエックスの書店と、永豊文庫江南店だ。11月19日と20日ということで、もう終わってしまっていた。それは、行きたかったなあ。 

↓ヨンチョル・ストリートバーガーの変遷

444.jpg
▲屋台時代。2003年8月。

441.jpg
▲30mし移転、店舗に。2004年5月。

b0024
▲現在の本店。隣にクラシックバーガーもオープン。2005年12月。  

コメント

  1. 暁因 より:

    毎回楽しく拝見しております。
    ヨンチョルボゴのアジョッシが本を出したとのこと、大変喜ばしいことと思います。
    ヨンチョルボゴの良さは、値段もありますが、何よりもあのアジョッシの人柄に尽きると思います。学生一人ひとりにきちんと挨拶している姿勢が印象的でした。
    社長になって、知名度が上がってもいつまでもお店のアジョッシとして店頭に立ち続けて欲しいと思います。