吉野家牛丼復活へ

来ました。

吉野家の牛丼、来年1月にも復活か 社長、会見で見通し
2005年10月07日22時05分

 牛丼チェーン大手の吉野家ディー・アンド・シーの安部修仁社長は7日の記者会見で、米国産牛肉の輸入が再開された場合、1カ月半から2カ月で牛丼の販売を再開できる見込みだと明らかにした。米国産牛肉は早ければ12月に輸入が再開される見通しで、来年1月にも吉野家の牛丼が復活することになる。 (朝日新聞)

 いよいよ牛丼復活かあ。

 松屋、すき屋、なか卯、牛丼太郎といった競合他社が、中国産牛肉などを使って牛丼の提供を再開していたが、やはり吉野家が牛丼を出してくれないと、「牛丼復活」とは言い難かった。吉野家ファンとしては素直に嬉しい。販売再開の暁には、すぐ食べに行こう。

 それにしても、僕がアルバイトしていた頃とは、ずいぶん状況が変わったな。

 僕がいた頃は、ちょうど特盛りが正式導入された時期で、80年の倒産以来突き詰めてきた「牛丼の品質重視」の方針が、頂点に達した時代だ。カボチャサラダだのコールスローだのレディースセットだの、女性向けの(でもちょっとズレた)商品開発に躍起になっていた頃でもある。

 あの頃から、吉野家は「牛丼はすごいが、それ以外のメニューがダメ」だった。豚角煮丼とか焼き鳥丼とか、基幹店でアルバイトしていた僕はいくつもの試験メニューを調理したが、おいしいメニューがあった試しがない。唯一定着した新メニューが、既存の食材を組み合わせた牛鮭定食というのも象徴的だ。

 今吉野家が提供しているメニューも、正直に言っておいしいと思うものはほとんどない。

 400円程度でもいいから、安定して牛肉を調達できる体勢を整え、牛丼に力を注いでほしい。とにかく、早く食べたい。

コメント

  1. ひとり言 より:

    吉野家、牛丼復活へ

    吉野家ファンにとっては嬉しいニュースが。吉野家ディー・アンド・シーの安部修仁社長