新大久保・ホルモン工房

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 二日酔いで苦しかったので、今日の昼食はキムチチゲ(笑)。

 長野から、「韓流オールスターライブ」のために親子で上京した元下宿メイトのRと、新大久保で待ち合わせた。行った先は、明治通りに近い、「大久保ホルモン工房」。

 ところが、店が暗い。3連休でお休みか、と思ったら、おばさんに招き入れられた。たった今来たようだ。

 中にはいると、カウンターのところででっかいネコがひっくり返っていた。ネコ好きらしい。好印象。

 キムチチゲ、スンドゥブ、ソルロンタンを注文すると、おばさんはどこかに電話をかけ始めた。

「今店に来たんだけどね、お客さんがいるんだけど、厨房の人がまだ来てないのよ。それで、料理のほうどうしようかと。まあ、私でもだいたいできるだろうけど……

 吹き出しそうになった。おばさんは、僕らが韓国語を聞き取れるとは思わず、率直に喋っているのだが、僕らには丸わかりである。

 まあ、のんびり待ちましょうということで、僕らより先に食事にありついたネコと戯れる。なんだか、やけに胴が長い。店先で招き猫実演→飽きて奥に戻ってくる→お、メシ発見→食ったので、店先へ行ってくつろぐ→最初にもどる、という行動を繰り返すところを見ると、かなりお年を召しているのかもしれん。歯も悪いようだし。

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 後から入ってくる客は、韓国人ばかりである。料理はものすごく美味しい!というわけではなく、ご飯がパサパサというところまで真似しなくてもいいのに、とも思うが、韓国の町の食堂をよく再現?していると思う。高麗大前のフムン食堂を思い出した。ランチであれば、なかなかお値打ちだ。

 かなり辛めのキムチチゲを食べ終えると、二日酔いはだいたい収まっていた。僕の胃は、どうなっているんだろう。

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