池袋で、女性4人と待ち合わせた。
5月に、ソウルに遊びに来た友だちだ。
それぞれに忙しく、なかなか集まれなかったが、日本でまた集まって、韓国旅行を振り返ろうという趣向だ。
ビアガーデンに行くつもりだったが、予約が取れず、イタリア料理店になった。
店に入ると、微妙におしゃれな雰囲気。客も、女性のグループが多い。
「じゃあ、今日はクリハラさんが主役ですから、真ん中にどうぞ」
えー、僕ははじっこでいいよ、とかいうやりとりがあって、結局真ん中に座った。
両サイド、正面に二人ずつ女の子が座っている。
あ…。
やばい。
この状況。周りからどう見えるんだろう。
「もてもてイケメン男が、4人の女性とともにおしゃれな会話を楽しんでいる」
ハハハハハ。
そんなわけはない。
「保険のおば…お姉さんたちに囲まれ、おだてられた挙げ句に生命保険に加入させられようとしている秋葉チャソ」
………(・∀・)ソレダ! _| ̄|○
「マルチ商法に加入させられようとしている引きこもり」
…やめよう。そういう、自虐的な想像は。
「あの… くりはらさん?」
我に返った。グループのうちの、Yさん姉妹の笑顔がそこにあった。いけない、どこか憂いを感じさせる、影のある男の表情になっていたかもしれない。
「実は、くりはらさんに受け取ってほしいものがあるんです」
え、僕に…?
「韓国では、とてもお世話になったから… 二人で、一生懸命選んだんです。受け取ってくれますか」
彼女たちの気持ちが、ひしひしと伝わって来た。そんな… 僕なんかのために…。
保険勧誘の…などと妄想した自分が恥ずかしくなった。
ロマンスというのは、こういうところから始まるのかもしれない。
プレゼントを、あけてみた。
……………。
「くりはらさんには、これしかないと思って…」
すてきな、モアイ風ティッシュケースだ。
僕の冒険は、まだまだ続く。
活用してますよ!↓
コメント
おもしろい。。。。。(^0_0^)
かなりお笑いのセンスをお持ちのお友達たちですね。
ウけました(笑)(笑)(笑)
私も一度かげりさんを囲む会をしてみたいです。
ちなみにかげりさんとは同年代ですが、韓国では「アガシ」としか呼ばれたことはありません(笑)
フフフ。。。Yさんから聞きましたが、他にもいろいろモアイシリーズ、あるみたいデスヨ
誰か… フォローを…
ひひひ (^o^)
その4人の女性とは
すごく仲良くなれそうです。
思わず、「鼻から牛乳~~~」と言う歌を思い出してしまった。
「鼻からティッシュ~~~~」てかっ!
栗原さんにはコレしかない=モアイ。。。。
私は、栗原さんのことをよく存じませんが、「栗原さん=モアイ」じゃーないですよね?
失礼だとは思いますが、スッゴイ笑わせていただきました♪
ヌゥ
>「くりはらさんには、これしかないと思って…」
(´・ω・`)カワイソス