南原市外バスターミナル前のモテル

 5月9日。夜9時過ぎに、南原(ナムォン)に到着。バスターミナルの前にあったモテルに入った。扶余や全州は1泊3万Wだったが、ここは2万5000Wと少し安い。韓国のモテルはラブホテルを兼ねているものの、ビジネスホテル、駅前旅館としての役割も果たしている。
 この日、宿泊した部屋を紹介しよう。
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 6畳あまりと若干小ぶりだが、だいたい韓国の標準的なモテルの部屋だ。日本のビジネスホテルよりはずっと広い。小さなソファがあったり、冷房が新型なのはなかなかいい。
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 部屋の奥から見るとこんな感じ。最近は、30インチクラスの大型テレビを装備したモテルが増えている。ソウルなどには、ネットに接続されたPCや、DVDを設置しているモテルも多い。
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 テレビは、たいていNHKの国際放送、NHKワールドプレミアムが映る。日本の大衆文化が開放されて以来、韓国のほとんどのCATVが、NHKワールドプレミアムを基本チャンネルに含めているおかげだ。
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 そこそこ清潔なタオルと、整髪料。ドライヤーを置いていないのは珍しい。ひげそりと歯ブラシは、フロントというか、モテルの玄関でおばちゃんにもらったもの。
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 バスルームもまずまず清潔。最近はお湯が出ないということはまずないが、扶余の宿はお湯の出が悪かった。トイレは、紙を流すのは御法度で、備え付けのゴミ箱に捨てる約束だ。
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 もっとも韓国らしいのが、この備え付けのシャンプー、そして歯磨き。思いっきり使いかけで、さすがにこれは使う気にならない。
 これで一泊2万5000W。まあ、なかなかお得と言えるのではないだろうか。