増えるレンズ

デジタル一眼レフと、ハムスターは似ている。
しばらく飼っていると、子供がどんどん増殖するのだ。その子供は、カメラの世界ではレンズと呼ばれる。
最初は、カメラにセットで付いてきたレンズと、以前からフィルムカメラで使っていたタムロンのレンズ(28-200mm)の2本で使っていたのだが、今や所有するレンズは6本にのぼる。デジタルカメラは、フィルムと違ってモニターの画面上で簡単に大きく引き伸ばして見ることができるので、画質に対してとてもシビアになってしまうのだ。また、以前は出版社の社員としてひととおりおさえておけばOKだったのが、今や多くの仕事で、写真も含めて依頼されるので、カメラマンに準ずるくらいの実力と装備は身につけなくてはならない(それにしては、この適当な写真はなんだって?)。
単なる趣味の物欲なら我慢のしようもあるが、僕の場合、「仕事で使うんだから」という悪魔の声がくせ者。仕事のため。この言葉には、誰も勝てないのだ。
まあ、その分、撮影量もハンパでなく、ずいぶん腕も上がったとは思う。なにしろ、カメラを手にしてから5カ月弱で、各画像に割り振られる4桁の番号が、0001に戻ってしまったのだから。つまり、1万カットを超えた。下手な鉄砲も……というのは、ちょっと違うか。
おまけ。僕のレンズシステムを紹介しときます。チープだなあ。
Tamron SP17-35mm F2.8-4
Tamron SP24-135mm F3.5-5.6
Canon EF50mm F1.8
SIGMA APO 70-300mm F4-5.6
引退
Canon EF-S18-55mm F3.5-5.6
Tamron AF28-200 F3.8-5.6 AsphericalSuperⅡ
追伸・トップに載せた写真があまりにダメダメだったので、いったん消します(笑)