韓国人留学生たちのパーティ

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▲ほんじつ21時ごろのぼくの仕事場
インスタントラーメンのディナーで夜を楽しく過ごし、23時すぎに仕事を終えた。酒臭い電車に乗って、板橋へ。
駅前には、ヨンハクが待っていた。1カ月半ぶりくらいだろうか。元壇国大学の学生で、つい先月、大学院留学のため日本に来ていた。今日は、韓国人留学生と日本人で集まって、クリスマスパーティをやっているというので、お呼ばれしたのだ。こんな遅くにパーティをするとは、なかなかパワーがあることだ。
昔、親戚が住んでいた板橋区大山の町は、ずいぶん趣が変わっていた。あちこちに道路拡張予定地の空き地があり、川越街道にはきれいなマンションが建ち並んでいる。だが、下町っぽいアーケードはそのままで、東京の生活の香りが漂っていた。立ち寄ったヤマザキデイリーストアのレジは、ちゃんちゃんこを着たおばあちゃん。老眼鏡をかけておつりを数える姿を見て、なんだかほっとした。
古い木造家屋を使った留学生寮に到着。韓国人留学生ら10人ほどが集まって、深夜だと言うのにわいわいやっている。僕と同い年だと言うヨンインが、ダットリタン(鶏のコチュジャン鍋)を作ってくれた。真っ赤なスープがいかにも旨そう。作り方を尋ねると、「コチュジャンと唐辛子をまぜて…」などと恐ろしいことを言い出すが、それもまたよし。ひとくち食べる。旨い。シチューのようだ。おいしいね。韓国のみんなもそう思うでしょ?食べてみな。…。
「か、か、辛い! 水ください!」
そんなこんなで朝まで遊んで、初電で帰宅。埼玉に住んでいる女の子らと一緒に帰った。「さみしいイヴだと思ったけど、来て良かった」。ひとりがつぶやいた。
実家に着くと、ちょうど起きてきた母親とバッタリ会った。
「あなたも、32歳にしてクリスマスイヴに朝帰りするようになったのね…(涙)」
オカーチャン、ごめん。
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▲よく飲みました。はい。